この記事を読んでいただくと、全くの未経験から独学でどのように勉強すればよいかが分かります”

まず知りたい!合格率について
回 受験者数 実受験者数 合格者数 合格率 158(2021.6.13) 28,572名 22,711名 5,440名 24.0% 157(2021.2.28) 45,173名 35,898名 3,091名 8.6% 156(2020.11.15) 51,727名 39,830名 7,255名 18.2%
日商簿記3級同様、合格率はバラバラですね。
正直受けるタイミングで難関試験にあたる可能性もあります。
ただ、日商簿記3級の記事でもおすすめしましたが、ネット試験であれば、仮に難関試験に当たったとしても、あまり日を空けず、再受験を申し込むことができますので、あまり悲観することはないです。
勉強期間、時間について
みちょろんの場合、10月の中旬に日商簿記3級のネット試験に合格し、日商簿記2級には12月初旬に合格しました。なので3級合格から約1ヶ月半ほどで2級に合格しました。
ネット等では合格までの勉強時間が約250時間〜350時間(※3級の知識がある場合)と言われておりますが、今回も3級の時同様、勉強時間は一切気にしていません。正直なところ、ここまでやれば大丈夫とわかった方が、時間管理よりもモチベーションを維持しやすかったです。人によって勉強の進み具合は異なりますからね。
勉強方法について
日商簿記3級の合格時同様同じシリーズ、上記の3冊のみで合格することができました。
ボリュームは結構ありますが、3級でも同じシリーズを使用していたため、とても分かりやすかったです。通信教育についても検討しましたが、料金が高いため却下。実際、通信教育なしでも合格できたため、今考えると通信教育はやらなくてよかったなと思います。
ただ、独学だと自己流になってしまうところもあるかも知れませんので、そういう方は通信教育で勉強してもいいと思います。
早速、勉強の仕方についてご説明します。
テキストを読む
1週目
まず、商業簿記、工業簿記のテキストを一通りざっと読む。
なお、読む順番ですが、3級で商業簿記に馴染みがあるため、商業簿記から入っていくことをおすすめします。
2週目
もう1度テキストを読みます。この時はこの問題はああだったよな・・と意識しながらやると良いです。
ちなみに私の場合、テキストについている問題集は全くやりませんでした。
※日商簿記3級の時もそうでしたが、予想問題集の方をガッツリやればテキストの方はやらなくても良いです。時間があったらやりましょう。
予想問題集を解く
さあ、いよいよ問題集に入ります。
1周目
解答を見ながら問題を解いていきましょう。
この時、ノートにアウトプットしながらやることをおすすめします。
3級の時と違い、本当に難しいです。3級の時はここの解答はこれだなと頭の中で答えられたのですが、2級の場合、それができませんでした。なので、絶対にノートに書き込みながらやりましょう。
2周目
もう1度解答を見ながら解いていきましょう。
正直、2周目も全く分かりませんでした笑
ただ解いていくうちに、「ああ、ここはこういうやり方なんだな」というのが段々分かってきます。予想問題集の第9回は正直何度やっても難しかったです。これが試験で出たら諦めようと思ってましたが、本番の試験ではそこまで捻った問題は出ませんでした。
3周目
さて、解答を見ないでやってみましょうか。
正直みちょろんはボロボロでしたが、1度自分はどこが答えられないのかを理解するために1回全部解いてください。(第◯回ごと)
第○回ごとに問題が終わったら解答見て、赤ペン等で修正、復習しましょう。
4周目、5周目・・・・
ここからは間違った箇所をクリアできるまで解き続けます。
ケアレスミスくらいのちょっとした間違いなら次のSTEPに行きましょう。
ここで全クリするまでやってるとすごい時間がかかるのである程度割り切りは必要だと思います。第○回をやるごとに約1時間半ほどかかるので・・・疲れてきます。
模擬試験プログラムを受ける
予想問題集の付録?としてついている模擬試験プログラムを受験しましょう。
※購入者無料
ネット試験で受験する場合、受験方法にも慣れておかなくてはいけません。
筆記試験は受けたことがないので分かりませんが、ネット試験の場合、持ち込んだ電卓と貸してもらったボールペン1個と白紙2枚で受験します。問題に直接書込み修正等ができないので同じ環境で絶対練習しましょう。
ここからはもう合格点の70点を超えるまでひたすら問題を繰り返していきます。ありがたいことに本番環境同様、時間のカウントもあるため、本当にいいサービスです。
また、やっているうちに気付きますが、試験の時間が結構少なく感じます。
なので、
第1問「商業簿記」
第4問「工業簿記」(1)
第5問「工業簿記」
第4問「工業簿記」(2)
第2・第3問「商業簿記」
※これは自分が解きやすい方から解きましょう。
等、自分の確実に取れる問題から解答していくようにすると良いです。
上記はみちょろんが実際に解いていた順番です。
本番試験へGO!!
上記の模擬試験プログラムで全て70点以上取れれば安心してOKだと思います。
なお、当日ですが、やっぱり予想問題集と全く同じ問題は出ないため、間違いなく焦ります。みちょろんは冷や汗をかきました笑 案の定、冷や汗をかいた問題は点数が取れずボロボロでした。しかし、なぜ合格できたか。。。それはやはり稼げる問題で確実に点数を重ねていたからです。
第1問「商業簿記」
第4問「工業簿記」(1)
第5問「工業簿記」
第4問「工業簿記」(2)
第2・第3問「商業簿記」
※みちょろんの解答順
模擬試験プログラムで実際に本番環境と同じ環境を試し、自分はどの順番で解答していくか事前に検討した上で受験し、絶対合格しましょう。
ネット試験が受けられるため、また何ヶ月も空く、、という訳ではないので、あまり気構えず受験し、絶対合格しましょう!!
ではでは、合格しますように。
